高カロリーでも体重が落ちる!ケトジェニックダイエットのメリットとデメリット

今巷で話題になっているケトジェニックダイエットについて、どうやればいいのかわからない、カロリー摂取しても大丈夫なの?となかなか一人で行うには難しいと感じている方も多いようですので、この記事では詳しく説明したいと思います。
ケトジェニックダイエットは痩せるダイエット方法の一つ
目次
ケトジェニックダイエットと他のダイエットとの違い
ケトジェニックダイエットとは、ケトン体をメインエネルギーにするダイエット方法です。
普段私たちはお米やパン、パスタなどの麺類、いわゆる糖質をメインエネルギーとして生活していますが、ケトジェニックダイエットは糖質をほぼ取らないことにより、脂肪をメインエネルギー源とするダイエット方法です。
さらに簡単にいうと、
脂肪をケトン体(エネルギー)に変えることにより減量をする方法です。
ケトジェニックダイエットのことを知ろう
私たちの脂肪が増えていくのはなぜでしょうか。それは、糖質であるインスリンが必要以上に体内に蓄えられることにより、インスリンが脂肪細胞に変わり脂肪となる、その結果体重が増えるのです。
ケトジェニックダイエットでは、糖質を取らないので、インスリンが増えることがありません。つまり、脂肪が合成されにくくなります。
ケトジェニックダイエットに必要なカロリーは、体重✖️35ー40のカロリー
例えば、体重65キロの人で2400キロカロリー前後です。もしこれ以下のカロリー摂取でケトジェニックダイエットをする場合、以下の症状が出る場合があります。
頭痛
倦怠感
筋力が落ちる
これらのほとんどは脂肪を必要分取っていないことが原因です。ケトジェニックダイエットとはエネルギーである糖質をほぼ取らないものですので、脂肪がエネルギーに変わるまで自分が思っている以上に脂肪を取らなくてはいけません。
ケトジェニックダイエットのメリットはお腹が空きずらいこと
ケトジェニックダイエットはなぜお腹が空きづらいと言われてるのでしょうか。
それは、ご飯が消化されるまでにかかる時間が2、3時間であるのに対し、脂肪摂取のメインとなる肉や魚は4、5時間ほど消化に時間がかかるからです。
つまり、脂肪は糖質よりも腹持ちがいいのです。
また、私たちの体は、糖質をとることによって血糖値が上がり、そこから血糖値が下がった時に食欲が出てきます。ケトジェニックダイエットは糖質を取らないため、こういう現象が起こりづらいのです。
ケトジェニックダイエット中は高カロリーでOK
ダイエットと言えば食事を控えるカロリー制限が通常よく知られてる方法ですが、逆にケトジェニックダイエットではカロリーを多く摂取する必要があります。
糖質を取らない分、脂肪をエネルギーに変換するために、より多くの脂肪が必要です。脂肪はカロリーが多く含まれるものですので、自ずと高カロリーの食事になります。
ダイエットで落としたいのは脂肪ですよね?脂肪をケトン体(エネルギー)に変えることができれば、脂肪が落ち、ダイエットが成功する、減量できるという仕組みです。
参考例:
ケトジェニックダイエット中の食事をPFCバランスで示した場合、
脂肪:60%以上
糖質:10%
タンパク質:30%
が目安となります。
ケトジェニックダイエットのデメリットはお金がかかる
ケトジェニックダイエットのイメージは、ステーキなどを食べることによって他のダイエットに比べてお金がかかるというものです。
しかし、たまご、鶏胸肉、MCTオイル、鯖缶を摂取することで得られる脂肪でも十分ケトジェニックダイエットは可能です。またそれらの脂肪はステーキやバターなどの脂に比べて良質な脂肪と言われています。
ケトジェニック中に食べてもいいもの、悪いもの
加工肉(ソーセージやハムなど) ×
アボカド ○
ナッツ ○
チーズ ○
オリーブオイル ○
MCTオイル ○
緑色か白色の野菜 ○
赤色や黄色色の野菜 ×
バター ×
マヨネーズ ×
赤色や黄色の野菜は糖質が多いのでケトジェニックダイエット中は控えるべきです。また、バターやマヨネーズも控えてください。