【肌タイプ別】乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌に合ったスキンケアのポイント公開!

年齢や季節により肌の調子が変わっていきますよね。
今までは問題なく使っていた基礎化粧品で急に肌トラブルになってしまったり
女性は生理周期によっても肌の調子が変化してしまう…。
自分がもっている肌質にあったスキンケアをしないと、肌にダメージを与えているのはご存知でしょうか?
この記事では、自分の肌質にあったスキンケアを方法を知りたい方のために肌質別のスキンケアを提案しています。
まずは下のチェックリストから自分の肌質を診断してみましょう!
肌タイプを診断しよう
あなたの肌タイプをチェックしてみましょう!
下記の質問に、◯×でチェックをしてみてください。
▢1.洗顔後、乾燥してつっぱる
▢2.目元の小じわが気になる
▢3.季節によってベタつきや乾燥が気になる
▢4.吹き出物が出やすい
▢5.テカリが気になる
▢6.毛穴が気になる
▢7.頬に赤みがある
▢8.Tゾーンはベタつき、頬は乾燥する
▢9.肌が荒れやすい
▢10.顔全体が赤い
◯が多かった番号に該当するのがあなたの肌のタイプになります。
➡1~3が多い「乾燥肌」
➡4~6が多い「脂性肌」
➡3,7~9が多い「混合肌」
➡1,9,10が多い「敏感肌」
肌タイプの分類
あなたの肌タイプは診断できましたか?
ここからは肌タイプ別でのスキンケアのポイントを説明していきます。
肌タイプの特徴とお手入れポイントをしっかり理解し毎日のスキンケアに取り入れることで、
水分と皮脂のバランスを正常な状態に近づけることができ、美しい肌を手に入れることができます!
さっそく見ていきましょう!
目次
【タイプ①】「乾燥肌」は潤いをしっかり与える
乾燥肌の特徴
水分量と皮脂量も少ない状態の肌です。
乾燥肌は、肌自らの潤いに欠けたカサつきが気になるタイプなので潤いを与えることが大切。
加齢とともに乾燥肌になるため日頃のスキンケアは保湿成分が入ったものを選ぶと良いでしょう。
皮脂腺が小さいので毛穴はほとんど目立たないことも特徴で、乾燥しやすい状態になっています、
バリア機能も低下しがちなので、肌の状態を更に悪化させないよう注意が必要です。
スキンケアのポイント
洗顔の見直し
乾燥肌のタイプは、洗顔選びがとても重要です。
洗顔料を使いすぎると、肌に必要な皮脂や潤いをとりすぎてしまうので乾燥が進んでしまいます。
洗顔料は夜のお手入れのみにして、朝はぬるま湯(又は水)だけで洗顔すると良いでしょう。
また熱いお湯で洗い流すと、肌が暖かくなり潤いが蒸発してしまいます。
洗顔は、32~34度のぬるま湯で行いましょう。
化粧水をたっぷりと浸透させる
肌が乾燥していると化粧水などの潤いも蒸発しやすい状況になります。
ですので、化粧水をたっぷりと肌に浸透させることが大切です。
化粧水が浸透しにくいという方は、化粧水の前に「ブースター」や「導入液」を合わせて使うのがおススメです。
化粧水の浸透力をアップしてくれるので、乾燥肌の方は是非使ってみて下さい!
ブースター、導入液の後は化粧水をたっぷりと浸透させます。
潤った肌を乳液ですぐに蓋をしたら、クリームやオイルで更に保護をしてあげると潤いが継続します。
いずれも優しくハンドプレスしながらケアを行いましょう。
特に乾燥しやすい所は潤い集中ケアしよう
部分的に乾燥がひどい場所はありませんか?
そんなときは、乾燥が気になるパーツごとに集中ケアをしてあげましょう。
目元の乾燥には「アイクリーム」を使います。
皮膚の薄い目元を優しく保湿してくれるので、乾燥による目元の小じわに効果的です!
目頭から目尻にかけて優しくリンパをマッサージするように塗ると◎
頬の乾燥には「パック」がおススメ。
肌に化粧水の潤しをじっくり浸透させてくれるので、肌の内側から潤いをキープしてくれます。
乾燥肌についてより詳しい内容はこちらの記事で解説しています!

【タイプ②】「脂性肌」はテカリを抑える
脂性肌の特徴
水分量も皮脂量も多い状態の肌です。
とくに皮脂量が過剰で、Tゾーンや頬の上など、顔の中心のテカリが気になるタイプです。
思春期から20代に多い肌のタイプで、潤いはあるように見えるのですが
毛穴詰まりや毛穴の開き、ニキビなどの過剰な皮脂の汚れが原因の肌トラブルが出やすいです。
スキンケアのポイント
毛穴や角質の汚れをおとす洗顔を
皮脂によるテカリやベタつきで、洗顔を一生懸命やってしまう傾向にあるのですが、実はこの落としすぎが大きな間違いに。
皮脂をとりすぎてしまうと、皮脂分泌量が増えてしまうこともあるのです。
洗顔で清潔な状態にすることも大切ですが、脂性肌の方は「週1~2回の角質や毛穴汚れをとるケア」を行いましょう。
ピーリングやふき取り化粧水を週1~2回使用することで、肌の余分な皮脂だけを取り除くことで皮脂量を調節できます。
皮脂は多くても少なくてもダメ
「洗顔やクレンジング後は、化粧水1本だけで済ませている。」そんな方は要注意です!
脂性肌の方は油分が出すぎて、乳液やクリームは不要を思られる方も多いと思いますが
皮脂分泌の正常化を促すためにも、化粧水の後は乳液やクリームでしっかりと蓋をしてあげましょう。
皮脂過多の原因として、肌が油分が足りないと感知し、皮脂量が増えてしまう場合があります。
洗顔と同様、適度な油分の補給は必要です。
皮脂の取りすぎは逆効果
上記でも説明した通り、皮脂の摂りすぎは逆に皮脂過多の原因になります。
テカリが気になり「あぶらとり紙」で1日に何度も皮脂をとっている方は今すぐやめましょう。
あぶらとり紙は1日1~2回の化粧直しのタイミングのみにとどめるだけで、皮脂の分泌を正常にコントロールできます。
【タイプ③】「混合肌」は肌のバランスを整える
混合肌の特徴
部分的な差が大きく、Tゾーンは皮脂が多いのに、頬は乾燥するタイプ。
20代後半~30代に多く、油分と水分量のバランスの崩れからバリア機能が低下しています。
両極端な肌の状態なので、肌質をコントロールするのが難しい肌の状態です。
スキンケアのポイント
洗顔は洗う順番に気をつける
混合肌も皮脂を落としすぎないのがポイントです。
洗顔やクレンジングをする際は皮脂分泌の多いTゾーンから行い、目元、頬、Uゾーンへと広げていきます。
洗顔料のつけている時間が長いほど皮脂量がしっかり落ちるので、洗顔やクレンジング順番に注意してみましょう。
部分ごと洗う順番を考えながら洗顔することで、肌のバランスを均一にすることができます。
肌バランスを改善するスキンケア
混合肌の状態は人によってさまざまあるため、スキンケアの悩みも1番多いのです。
皮脂が多くベタベタする部分でも実は肌の内側は乾燥している「インナードライ」の可能性もあります。
でも、自分で部分的な状態に合わせてスキンケアを変えるのって難しいですよね…。
混合肌の方は、この繊細な部分的違いを解消するために「混合肌専用」に作られた製品を使うのがおススメです。
保湿成分は水分と油分をバランスよくコントロールしてくれるので、使うたびに肌のバランスも整いますよ!
【タイプ④】「敏感肌」は肌のバリア機能を高める
敏感肌の特徴
肌のバリア機能が低下することで、敏感になってしまう肌の状態。
季節の変わり目やホルモンバランスの低下により敏感にあることもあります。
いつものスキンケアでは刺激が強く、肌のトラブルが起きやすくヒリヒリすることも。
優しいスキンケアをしましょう。
スキンケアのポイント
洗顔は肌への負担を最小限に
乾燥肌はバリア機能が低下しているため、ちょっとした刺激で赤みが出たり、ヒリヒリしたり、肌トラブルが起きやすいので
肌への刺激が少ない敏感肌用の洗顔料やクレンジング剤を選ぶことが大切です。
潤いを守りながら汚れを落とすには、きめの細かい泡で肌をこすらずに洗顔しましょう。
泡の力でしっかりと汚れを浮かしてくれるタイプが最適です。
外的刺激を防ぐセラミドが有効的
皮膚の角質層にある「セラミド」。
そのセラミドは外的刺激によって不足しがちになります。
スキンケアではこのセラミドをしっかり補ってあげることでバリア機能を高める効果や、肌に潤いを与える効果が期待できます。
セラミドで肌のバリア機能を強化していきましょう。
スキンケアは低刺激で優しく
敏感肌は、肌への刺激が少ない「低刺激」「無香料」「無着色」「アルコールフリー」のスキンケアがおススメです。
化粧水は手のひらでじんわりと、優しくハンドプレスしましょう。
肌をこすったり、パッティングをするのは、肌に余計な刺激を与えるのでNGです。
コットンに化粧水をたっぷりと含ませ他コットンパックもオススメ!5~10分程パックすると潤いと保湿効果がアップします。
長時間のパックは逆に肌を乾燥させてしまうので気をつけて!
肌を守るための紫外線ケア
敏感肌は外的刺激を受けやすいので、紫外線対策は必須です。
肌を優しく保護してくれる天然保湿成分配合のクリームタイプがおススメです。
肌への負担を極力避ける紫外線ケアをすることで、疑似的にバリア機能を高め、外的刺激から肌を守ることも大切なケアになります。
最後に
もうすぐ春本番です!
新しい季節に向けてスキンケアアイテムを買い替えるのも良いですよね。
自分の肌の状態を診断して、より効果的なスキンケアを行い美肌を目指していきましょう。